空港の中に鳥がいる
今回のフィリピンへ戻る移動は運賃の関係でマニラを経由しましたが、乗り換えの待ち時間がかなり長く発生してしまいました。さすがにお腹が空くのでパンを買って食べていると、上から何かが飛んできます。最初はよく見えなかったのですがしばらくすると、スズメがちょこちょこと近づいてきました。
そのスズメは、私の足のすぐそばに落ちているお菓子やパンのくずを食べようと近づいてきます。私が少し身体を動かすとパッと離れますが、遠くに飛び立つことはありません。公園にいるハトのように、かなり人間に慣れているようです。そもそも空港の中で割と大きな影が動いていることにも驚きましたが、完全に空港の中を住処にしていることにも驚きました。
空港という建物を考えると、本来であれば動物が入れないような造りにしておくべきなのかもしれません。あまり想像したくはありませんが、動物を使った何かしらの攻撃というのもあり得ます。ただ空港にスズメがいても誰も騒ぐことがなく、また動き回っているのを見るとなんだかほのぼのとします。
これまで色々と動き回ってきて、当たり前の範囲が広がっているとは思います。しかしそれでもまだ新しく楽しいことが見つかっていくのは、やはり海外の良いところです。そんな意識を取り戻せる瞬間でした。
それでは、また。