さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

ネガティブな気持ちを消化する人

今回の日本滞在は少し長めです。もともと今週に予定していた用事が来週にずれ込んだためです。フィリピンの仕事は日本でも進められるのでそこまで問題はありません。せっかくなので、色々と予定を入れられればと思っています。

少し離れていただけですが、オフィスの様子は結構変わっていました。席の配置が変わり、私の席が無くなったのでとりあえずオープンスペースで過ごします。それは全く気にならず、むしろ周りに誰もいないのは楽だなと感じました。一方で、なんだか不満が渦巻いているのもなんとなく察知しました。

規模は小さいといえどそれなりの人数が働く職場なので、みんなが全く文句なく動くというのはなかなか難しいと思います。しかしそれを考慮しても明らかに耳に入ってくる愚痴の量が多く、しかもそれが限られた人のものなのです。話を聞いているとなんとかしなければと思うのですが、今の私にできることは限られています。そのことに思い至ると、結局自分の捉え方を変えることで対応するのが賢明ではないかと思います。ただ毎日同じ環境で暮らすと、そうも言ってられないのだろうなとも思います。

立ち位置として、私は日本、フィリピンともに一旦不満を聞けるのだろうと感じます。たまにふらっと現れるけれど、何をしているのか、どこに所属しているのかいまいち曖昧。そのような存在だと、なにかを話してもそれが相手の耳に届きにくくなります。もちろん最終的には話した相手の人間性によりますが、そもそも機会が少ないのは大きな違いです。

個人的には、気持ちは人に伝播し、しかもそのエネルギー量はほぼ変わらずに相手に渡ってしまうのであまりネガティブなことは言わない方が良いと思っています。愚痴を言うと、相手のストレスにもなると思うのです。しかしもし存在が曖昧な人がうまくその感情を処理できるとすれば、とても頼りにされると思います。そのような立ち位置を目指すというわけでもなく、また自分がそれをできるとは今のところ思えません。ただ、貴重な能力として、意識してみたいと思います。

それでは、また。