さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

使われない端数のコイン

私は日本用とフィリピン用でお財布を二つ分けて使っています。今の生活スタイルになるまでは二つ目のお財布がただ海外用というものでしたが、今はフィリピンで使うカードたちも増えてなかなか元に戻しにくいくらいです。紙幣もコインも、混ざってしまうととても面倒なので、お財布ごと分けてしまうのが楽なのです。

フィリピンの生活では、メインで使う紙幣とコインが決まっています。100ペソ以下の紙幣と、1ペソ以上のコインです。500ペソと1000ペソは大きすぎて使うと嫌な顔をされるので、事あるごとになんとか崩したい紙幣です。その意味ではメインではないものの使いどころを意識してなんとか使えます。一方で1ペソ未満の「Sentimo(センチモ)」と呼ばれるコインは本当に使いどころがとても難しいです。1ペソが2.2円くらいなので、その半分や4分の1の金額については、やり取りするのが面倒なのです。

スーパーやコンビニで小数点以下の端数(センチモ分)が発生したとして、手持ちにぴったりの硬貨がないとします。律儀なレジスタッフならお釣りをぴったり返してくれるのですが、大抵の場合は切り捨てられます。こちらとしてもコインをもらっても本当に使いどころがわからないので、気になりません。そのような生活をしていると、次第に1ペソを最低単位としてくれれば良いのにと思ってしまいます。円は仮に小数点以下が設定されていても、お会計の時には1円単位で出てくるので、本当にやりやすいのです。

なんとなく、フィリピンだとどんぶり勘定でお金を使いたくなる時があります。それは物価が安くて日本と比べるとなんだかお得な感じがするからという理由もありますが、金額をはっきりと円に換算できないからということもありそうです。一方でフィリピンの人は1ペソ以下をしっかり意識して使いこなしているのか。それは聞いてみたいと思います。

それでは、また。