曖昧なルールとお付き合い
今日もまた飛行機で移動なのですが、少しいつもと違うことがありました。手荷物検査で引っかかってしまい、傘が没収されたのです。かなり使い古している折りたたみ傘ですでにボロボロだったので金額に換算した時の損はほとんどありませんが、愛着のある品だったので少なからずショックを受けてしまいました。
これまでに何度も同じように折りたたみ傘を入れたバッグを持ち込んでいたので、これまでは運良く見つかっていなかったのだと思います。持ち込みが禁止されているということをそもそも知りませんでしたが、仮に知っていたとしても慣れてしまっていつかはうっかり持ち込んでいたような気がします。その意味で、今回は良い教訓をもらえました。傘のようなそこまで高価ではなく、また大きな事件や事故につながるようなものでなかったことを感謝すべきだと思います。
よく聞く話ですが、モバイルバッテリーのようなリチウムイオン電池の類は預入荷物に入れてはいけません。これも国や航空会社で対応がかなり違うみたいで、スーツケースが無理やり開けられてモバイルバッテリーが没収され、スーツケースはガムテープでぐるぐる巻きにされて出てきたという話も聞いたことがあります。日本だと、カメラやポケットWiFiのような本体に装着されているバッテリーであれば電源を切って預入荷物に入れても良いみたいですが、これも国や担当者によっては変わった対応をされてしまいそうです。
フィリピンで暮らしていると、ルールが決まっていてもその運用が曖昧なことがよくあります。対応が担当の人やタイミングによってまちまちなのです。ただ、それに慣れてルールを守らないと、大きな失敗に繋がりそうです。そのことを改めて思い出させてくれる出来事でした。
それでは、また。