さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

服を捨てるのはいつ頃か

私は本当に新しく服を買うことが少ない人間だと思います。一度生活環境が変わるタイミングで必要になる服をまとめて買うと、そのあとはずっと使っています。もちろん靴下や下着などは穴が空いたり破れたりということがあるためそうなったら捨ててしまいますが、ズボンやポロシャツなどは香港留学の頃からずっと変わっていないと思います。

捨てなくて良い理由としては、一年間シャツを着るような生活をしていたのにそのあとそれらをほとんど着なくなったからということがあります。フィリピンではシャツを着ることはほぼありません。特に制服が導入されてからは全くです。そうなると、持っている服を着る頻度が分散されて、全体的に長持ちします。日本にいるわずかな期間だけシャツを着用するわけです。

そうは言っても日本用とフィリピン用、どちらの服もしっかり必要です。移動の時に持ち歩くか、あるいは数をある程度揃えてどちらの拠点にも置いておくようにします。そしてこれはもっと過ごす時間の短い実家でも同じです。実家にも、手ぶらで帰っても問題がないくらいには服を置いてあります。しかしそれは把握できている服だけで、量でいうと実家にある服が一番多くなっています。それは着なくなった服が実家に保管されるからですが、私にとって捨ててしまう服になるのは、そのような実家に置いてある服の中でも全く着なくなったものです。

いつも思いますが、服というのは余程のことがなければ破れたり取れない汚れが付いたりしないのではないでしょうか。素材やデザインにもよるのかもしれませんが、少なくとも私の感覚ではそのように考えてしまいます。だとすると、服を捨てる理由は着られなくなったからではなく、着なくなったからだと思います。自分の考え方が変わったり、あるいは必要に迫られたりしてかつては着ていた服に袖を通さなくなる。このようにして、捨てられる服ができるのだと思います。

特に今はおしゃれに全く興味がなく、とにかくシンプルな服が楽だと感じます。それがどこにいても通用するからというのが理由です。そしてあまり物を捨てたくない自分の性分にも合っています。なんとなく、日本とフィリピンの違いから、根本的な生活のなにかを比べて気づくことができるような気がします。

それでは、また、