さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

聞いて楽しいプレゼンを目指して

昨日は四半期に一度の発表会でした。なんだかつい先日やったような感覚がしており、もう3ヶ月も経ったのかと思ったのですが、実は3週間ほど早く開催したようです。タイミングとして色々な人のスケジュールを合わせられるのが昨日だったらしく、それなら仕方ないかと思います。

さてその発表会ですが、今回私の発表はありません。進捗自体はあるもののそこまで大きなものでもなく、また時間も限られているためです。プレゼンは苦手ではないのでやるならばしっかり作りますが、無ければそれで別のことをできるので今回に関してはありがたい調整をしてもらえました。

ただ聞く側に回ったので、自分の出番にドキドキしながら準備をするなどということはありません。落ち着いて色々な方の発表を聞いていると、やはりそこには上手い下手、工夫のあるなしが見て取れます。スライドを投影した時に目がチカチカするような色を平気で使ってしまったり、なんの抑揚・緩急もない声でただ書いてあることを読んだりというプレゼンは、正直なところ疲れます。プレゼンとは半ば強制的に話を聞かせる一方向性のものなので、相手に楽しんでもらえるかという点を最も重視すべきだと考えています。しかしその工夫をしっかりとするためには、やはりある程度の時間と準備が必要なのだろうと再認識しました。

聞き手を不快にさせたり疲れされたりというのは論外として、ただ単に奇抜なことをするだとか、面白いネタを仕込むというだけでは意味がありません。そういったことも含めて、総合的に価値のあることを伝えないとわざわざ時間をもらう対価としては不十分だと感じます。社内の定期的な発表会であれば、全体を鼓舞できるとか他のチームに有用な情報を与えられるとか、そのようなことを意識していくのが良いと思います。

プレゼンだけでいうと、もしかしたら自分が過去に属していた環境の方がレベルは高かったのかもしれません。それはそれとして、自分がこれからその状況とどう向き合っていくのか。あるいは他の方に良い影響を与えられるのか。それをしっかりと考えたいと思います。

それでは、また。