集中力と体調の持続
何かに集中している時や期間というのは、多少無理をしてもなんとかなります。睡眠時間を数日削ってもそのあとまとまった休みが取れればなんとかなるのと似た感じで、貯金はできないのですが借金はできるように思います。しかしそれはその後に反動がくるということであり、うまく集中力を使っていくためにはきちんと把握しないといけないと思います。
多少無理をするというのは、おそらく昔からやってきたことです。試験前とか、イベント前などの追い込みです。最近だと仕事も同じようにピークがあります。しかし最も強くこの反動を意識できるのは、運転だと感じています。
車の運転をしていると、なぜか眠気をそこまで感じなくなります。もちろん眠気を感じる段階で既にとても危ないのでそうなる前に休んだり交代をしたりすべきなのですが、とにかく同じように移動していても自分が運転手だと全く感覚が違うのです。そして交代した瞬間に、一気に疲れが吹き出すような気がします。
これは運転中には緊張感があるからだと思いますが、その緊張感で一時的に疲れを麻痺させることができるようです。そして不思議と体調不良もそこまで感じないような気がします。気持ち次第で、ある程度身体的な変化も起こるのだと思います。
しかしこのような状態は、ベストではないはずです。無理をしているというのは、どこかで調整が必要だと言うことに他なりません。体調が良好なまま維持できているとして、それが集中力による一時的なものなのかどうかをきちんと把握できるようになっておく必要があります。把握した上で自分の限界を引き上げていく。このようにできればと思います。
それでは、また。