さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

代わりに機械に言わせてみたら

今回の帰省で使った移動手段もまた、飛行機です。早くから予定を決めることができたので、おそらく最安値であろう運賃で移動ができました。やはり早めに予定が組める方がいろいろと良いなと感じます。

連休が長かったということもあり、持って帰りたいものが多くなってしまっていました。スーツケースにうまく詰め込むことはできた達成感とともに空港で手続きを始めると、重量が2キロほどオーバーしてしまっていると表示されてしまいます。そこには、総重量、超過重量とともに追加料金も表示されています。急いで重めのお土産を手荷物へ移すことでなんとかなったのですが、LCCではない航空会社さんでここまで徹底されているということに驚きつつ、今後は気をつけようと思いました。

これまで、預入荷物の重量オーバーを指摘されたことは何度かあります。しかしそれはいずれも担当の方から口頭で言われるだけでした。そしてその時の預入荷物量に応じて多少融通をしてくれることもあります。それが量りと連動したデジタル表示に変わったことで、分かりやすく、かつ厳格なものになった印象です。受付で対応してくださる方も、そのような表示があることで指摘しやすくなっていると思います。

伝えにくいことをどのように伝えるか。これは自分に落ち度がなくても発生する悩みではないかと思います。預入荷物の制限については、ルールとしてしっかり告知していてもオーバーしてしまうことがあります。その時、スタッフの方が直接そのことを指摘すると、ムッとしてしまうような人もいるのではないでしょうか。少しくらいだからなんとかしてと頼まれるかもしれません。しかしそこに機械による表示があると、厳然たる事実としての数字があるため従うべきだと感じるような気がします。そしてスタッフの方はどちらかというと手助けをしてくれる味方のような存在となりそうです。

困った時や思うようにいかない時、怒りに近い感情を発散したくなることがあります。しかしそれをぶつけられてもどうにもならない状況はよくあります。そのような感情を抑えるための方法として、機械的な伝達は有効なのではないかと、そんな風に思います。

それでは、また。