安さに釣られて買おうとすると

今後海外での活動が多くなることが想定されるので、少しだけ現金預金を株式に変えようと考えています。大儲けをしたいというよりも、現金以外に少し資産を持っておきたいという感覚です。そして少しずつでも配当や優待でお得になればいいかなというくらいです。どうせ放置しかしないのであれば、少しずつでも増えていくようなものが良いなと考えたのです。

そのような目的で購入するので、最初から長期保有を想定して選びます。ずっと売らないのであれば、仮にかなりの高値で購入をしてしまってその後株価が下がってしまっても特に問題はありません。配当や優待が変わらないかどうかが大切なのです。しかしそれが分かっていても、やはりどうせ買うなら安く買いたいという思いはあります。おそらく私が素人だから感じることなのだと思いますが、確定していない損でもできれば無い方が心が休まるのです。

この、安ければ安いほど良いというのはおそらく何を買うとしても思うことなのではないでしょうか。同じものを買うのであれば後は価格の部分にこだわりたいと思うのは自然なことです。しかし本当は元々の価格で買っても良いと思っているわけなので、買った後に値下がりや他にもっと安いところを見つけても気にならないはずなのです。それら価格の違いが気になるというのは、本来の目的を忘れているということです。

何かを始める時には、適切な時節があると思います。ただそのタイミングがいつなのか分からないのであれば、出来るだけ早く取り掛かる方が良いというのが私の考えです。だとすると、この出来るだけ安く買いたいという感覚を封印できる術を身につけられるのが良さそうです。

それでは、また。