ポケットにないと寂しいもの

たまにお昼ご飯を食べに出かけるとき、充電している携帯電話をポケットに入れ忘れることがあります。大抵外に出てすぐに忘れたことに気づくのですが、ほとんど取りに行くことはありません。急ぎの連絡が来ることが分かっているような時は別ですが、1時間くらいは携帯から離れていても大丈夫です。

そのように、携帯を忘れても取りに帰ることはしません。ただ、ちょっとした時にもポケットに手を伸ばす自分がいます。かなり依存してしまっているのだなと思いつつ、少し寂しさを覚えます。しかしデスクで充電されていると分かっているので、焦るわけではありません。

ポケットに手を入れて、あると思っていたものがない時、寂しさを感じるか焦りを感じるかの違いでどのくらい大切かどうかが分かります。携帯は常にポケットに入っているものではないので、寂しさにとどまります。同じ理由で、財布もそうです。もちろんどこにあるか分かっている前提ですが、手元に常になくても大丈夫なのです。

一方、私は常に家の鍵をポケットに入れているので、これがないと焦ります。出張や旅行でしばらく戻らない時は必ずバッグの一つのポケットに入れるようにしているので構わないのですが、そういった外出中でないと本当に大変です。急いで心当たりのある場所を探すことになります。

物をなくしてしまう度に、同じ場所に返すようにしないといけないと強く感じます。しかしそれもすぐに忘れてまた何かなくしてしまいます。せめてポケットくらいは、無くなったらすぐに気づけるようになりたいと思います。

それでは、また。