さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

導入と継続で人を変えられるか

程度の差はあれど、職場を去る人と新しく来る人が入れ替わりながら、仕事は続いていくのだと思います。私が入社した当時は出て行く人の方が多く、半年くらい前から新しく来る人の方が多くなりました。そして私自身も少しオフィスから離れることになりそうで、持っていたお仕事を引き継ぎつつあります。

私が担当している仕事は、途中から引き継いだものばかりです。そのため、新しく何かを変えようとする前にまずはどんな仕事なのかきちんと把握する必要がありました。それが分かって始めてより良くするためにどうしていくべきかが見えてくるので、取り組み方は間違っていなかったと思います。一方で、私がやりたいと言い始めてなんとか形になりつつあるプロジェクトもあり、そちらはどんどん形を変えながら前に進めていくという仕事です。失うものはほとんどなく、とにかく動いて試さないと何も分からないので、まずはやってみるという姿勢になります。どちらもしっかりとこなす必要があるお仕事ですが、個人的には後者の方が性に合っていたように思います。

すでにあるものを拡大する、あるいは整理するのは、目の前にある作業の効率を良くできるのですぐにメリットを感じられます。また、数字にも結果が表れやすいです。こういったお仕事はとてもやりがいがあり楽しいのですが、私は仕事に少しスリルを求めてしまうようです。うまく行くか見通しがあまり立っていない中、とにかく模索してなんとかしようとする、その方が楽しめるのです。

おそらく、二つを比べた時にどちらの方が楽しく感じるかは人によると思います。そしてそれぞれをより楽しめる人にその仕事をお願いするのが、みんなにとって良さそうです。そう考えた時、誰がそのことを客観的に見て判断するのか、これが大事になりそうです。もちろんある程度アピールすることは大切ですが、仕事に取り組んでいる本人では分かりにくいこともあります。そのことに気づいてより良く形を変えていけるように動けることが必要なのだと感じます。

それでは、また。