さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

水道の蛇口の面白さ

少し前の話になりますが、横浜のお家へ引っ越した時に浴室のシャワーから少し水漏れがありました。ガスの開通の時にガス会社の方が教えてくださったのですが、お湯を出す時にほんの少しだけ蛇口の継ぎ目から水が漏れていたのです。少し使うくらいでは気にならず、また教えてもらわなければ気づかなかったようなものですが、後々のトラブル防止のためにも報告はしておきました。

管理会社さんへ報告をしたところ、一度修理業者の方が来て修理できるかどうか、あるいは交換をした方が良いかチェックしてくれることになりました。その結果とりあえず応急処置だけしてもらい、また同じような水漏れが発生したら今度は交換しましょうということになったのですが、その話を聞いた大家さんからすぐに交換して欲しいとの依頼があったそうで、交換してもらえることになりました。交換となるとサイズが合う新しい蛇口を買ってきて取り替えるだけなので、そこまで難しいことではありません。私もかつて自分で交換をしたことがありますが、素人でもなんとかできるくらいなので、プロの方からするとすぐにできることだと思います。

しかしながら実際には、配管が特殊かつサイズが合うものが少なく、いろいろなものを試してようやくひとつだけ取り付けられそうなものが見つかるという、大変な苦労を伴う交換となってしまいました。使う側からするときちんと使えればなんでも良いと思うようなものなのですが、実は奥深いのが水回りの器具だと思います。

最終的に取り付けられた蛇口は温度調節が簡単にできるいわゆる混合栓というものなのですが、そのお家には給湯温度調節パネルがあるため本来は違う形でも良かったのです。もちろんほかに選択肢が無い中決めており、また不自由は全くないので構わないのですが、これが逆だと面倒です。給湯温度が高めで決まっており、それに水の蛇口をひねってうまい具合に温度を調節して使うタイプがそれに当たります。このような場合、蛇口側で簡単に温度を変えられるのが便利です。

自分で給湯器や蛇口を交換するということはあまり無いことだと思いますが、何気なく使っているものは、組み合わせを間違えるとうまく機能しないことが時々あります。知っていて当たり前のように扱われることは、楽しみつつ学んでいきたいものです。

それでは、また。