さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

会社のために資格を取るのではないけど

今いる会社では、いくつかの資格については取得に際して支援制度があります。合格すればという条件があり、また金額に上限もありますが、受験料とテキスト代を支給してもらえます。当然仕事に役立つ資格に限られますが、こういった制度はあると嬉しいものです。

私はこれまで特に資格の必要性を感じておらず、その制度があるからといって取ろうという気にもなりませんでした。それは他に集中して取り組みたいことがたくさんあったからですが、最近少し知識をしっかりと付けた方が良いなと思う分野が出てきたので、この制度を使おうかと考えています。その資格は制度の対象ではなかったのですが、必要性をきちんと説明して追加してもらえることになりました。

資格を取るのは、自分のことを認めてもらいたいからというわけでもなく、また給料が上がったり、あるいは会社を離れてからも便利だったりするからということでもありません。単純に、何かしらの指針がある方が効率的に知識を身につけられると思ったからです。すでに整理されている知識体系を、すでに確立されている手法で学ぶことができるというのはとても楽です。目標と期限があることで、継続して学習もしやすくなります。

会社としては、仕事の役に立つ知識が身につけば資格を取らせる必要はありません。また、試験に合格するほどではなくても問題がない場合も多いように思います。ただそれでも、学ぶ姿勢や期限のある目標に向かって進んでいく力を身につけてくれるなら、サポートする価値があるのだと思います。

ただ資格を取りたいというのは、動機としては弱くなかなか継続した学習に繋がりません。また、資格を持っているのに全く詳しくないと逆に信頼を失いそうです。その意味で、今回のような自然な流れとして学習が始められそうな感覚を得られたのは、貴重だと思います。

それでは、また。