さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

人のお家を探すには: 一般的な感覚との距離

昨日から出張で大阪に来ています。出張といってもお引越しの手伝いだけなので私服であり、また拘束時間も長くありません。緊張しなくて良いので、かなり気楽なお仕事です。

引越しの必要があるということは、新しくお家を借りたということです。これまで関西の方で働いてもらっていた先生に、関東の方でのお仕事に移ってもらうことになりました。そのため新しくお家を借り、かつもともとのお家にあった家具を移すことになったのです。引越しは手配するだけなのでそこまで苦労しなかったのですが、お家探しは難航しました。土地勘のないところで、自分以外の人のためのお家を探す必要があったからです。

なんだかんだ引越しを何回も繰り返しているのでお家探しや家具・家電の手配が得意になっています。しかしそれはあくまでも自分が住むためのもので、誰かが暮らす家を考えるのは初めてでした。かつて民泊の物件を準備した時と似ている部分もあるのですが、短期間滞在するためのお家とはやはり異なります。自分の部屋探しの時以上に、どの点を重視するかをしっかりと考える必要がありました。

最終的には、駅からの距離と働く場所へのアクセスで決定しました。今回先生にお願いしたい仕事はエリアこそ決まっているものの、日によって行く場所が異なります。距離や時間ではなく、電車の乗り換えが少なくて迷いにくいかどうかを一番に考えました。そしてそれ以外については、至極一般的な構造のお家にしました。

社宅として提供するお家となると、住む人が固定ではありません。人の好みはそれぞれなので、誰が住んでも問題無いようにという視点が必要になります。そうなると、ある点ですごく秀でているから、他の少し気になる点には目を瞑るというような判断は、出来るだけしない方が良くなります。面白さよりも使いやすく、またトラブルが起きにくいようなお家探しも考え方としてありそうです。

それでは、また。