さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

電話を聞いて想像する

オフィスの電話は出られる人が取るようになっています。そしてかかってきた電話の番号がわかるようになっているため、取る前になんとなく誰からなのか想像できることもあります。自分が取らなかった場合でも、近くの人が取った場合は話の内容からなんとなく自分宛かどうかがわかることも多いです。

そのような電話に限らない話ですが、他の人が話していることが聞こえてしまうと、なんとなくその内容を想像してしまうのは仕方がないのではないでしょうか。双方向でやり取りをしている片側の情報しか入ってこないというのは、小説を読んでいるような感覚に近いものがあります。どういった展開をするのかが分からない中、登場人物はなんとなく理解しつつある段階と似ているような気がするのです。

本当に大切なお話や秘密にしなければならないようなことであれば、きっと誰かに聞こえるような場所で話すことはしないでしょう。だとすれば、話の内容を想像するのは特に問題ないのではないかと思います。そしてそこで培われる想像力は、意外なところで気遣いをしたり先回りをして対処したりということに繋がるのではないかと少し感じます。仕事をしていく上で必須ではないと思いますが、こういった小さな点にもいくらでも気を付けられるという良い例なのではないかと思いました。

それでは、また。