並びたいのに並べない
先日両親が東京へ来てくれた時に、渋谷で開催されていたロシア展を観に行きました。よく調べてくれており、18時から入場することでクリアファイルをもらえるとのことでそれに合わせて向かいました。それでもせっかく行くのにもらえなかったら残念だからということで、並ぶことも想定して少し早めに到着しました。結果としては全く列はなく、30分ほど隣のショップで待つことになりました。
最終的には10分ほど前からチラチラと人が集まり始め、なんとなく列が形成されていきました。ただそのような状況になっても現地スタッフの方から特に案内はなく、どうすれば良いのか分からない人で溢れていたような印象です。人が集まってくるのはそのように告知をしている以上当然のことなので、どこに並べば良いのか、いつから並べば良いのかなどを掲示してくれていれば良かったなと、少し思います。
何かを決める人とそれを実際に動かしていく人が同じであれば、色々なことに気がつきます。企画をした人はやはり成功させたいという思いがあり、責任も負うため完璧を求めるのが自然だと思われます。しかし決めた人とは違う人が担当をしたり、あるいは引き継いだりした場合になると、その感覚は失われてしまいます。
自分たちのしていることでも、そこまで熱量を持たないことがたまにあります。そのようなときは、果たしてどうすれば細かい点に気がつけるのかを考えるのが良さそうです。
それでは、また。