お財布にするかゲームにするか: お金の使いどころを考える

今回の帰省ではゆっくりお買い物ができる時間があったので、お財布を新調しました。これまで使っていたものがすでにボロボロになっていたため、あらかじめ想定していた買い物です。しかし、想定していたよりもかなり高いものを最終的に選びました。それは実際に触ってみて、また今後のことを考えての判断なので後悔は全くしていないのですが、いざ購入という時になってふと同じ金額でゲームが買えるんだなと思ってしまいました。

すでにゲームはほとんどやらなくなっているのですが、帰省した時には遊びます。地元の友人たちと遊んだり、あるいは一人ではるか昔のゲームを引っ張り出して来たりしますが、新しく買うことはほとんどありません。ただ今回の帰省は長めであったことに加え、偶然発見した中古のゲーム機とソフトがかなり安かったので、買って年末年始だけ遊ぶのも悪くないかなと思っていたのです。

最終的にはお財布の出費が思った以上にかかったのでゲームは買わなかったのですが、買ってから時間が経つほどそれで良かったと感じています。お財布はどこへ行くにも持ち歩くものであり、また何かあれば触るので、そのたびに良い買い物ができたと思い出せるからです。少し気分が明るくなるだけですが、何度もそう思えるとかなり違ってきます。また、今の私としてはかなりのお金を使ってしまったという感覚を持っているため、無駄遣いも防げるような気がしています。

自分だけが価値を知っているものだと、自慢をすることもありません。ゲーム機だと、誰が持っていても同じものは同じです。かつてはゲーム機を持っていることが多少なり嬉しかったものですが、今では人に価値が知られないことに対して良さも感じます。こういう価値観の変化は、気づくと面白いものです。お金の使い方はずっと気にしていくように思うので、大切にしたい感覚だと思います。

それでは、また。