さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

予防にエネルギーを割く意識

今日は健康診断を受けました。社会人一年目ということもあり、本格的な健康診断というのは初めてです。といっても普段献血をしているため目新しいのはバリウムを飲んでの胃のレントゲンくらいでした。ただ、そのために前日9時以降から飲食をせずに準備するというだけでかなり疲れてしまいました。

バリウムを使った検査は負担が大きく30歳以上でなければ推奨しないという但し書きが健康診断の案内にはあったのですが、一度経験しておきたいという気持ちからとりあえず受けてみました。また、万が一異常があっても嫌だったということもあります。思ったより苦しくはなかったのですが、好んでやるほどではないというのが感想です。ただどんなものかというのは分かったので、次はその効果がどの程度あるのかということもきちんと調べつつ臨みたいと思います。

私は奥歯を二本失ってから、かなり予防というものに興味関心が強くあります。病状が深刻になってから何とかしようとすると、時間もお金も労力も凄まじくかかります。最悪の場合間に合わないということもあるでしょう。しかし、悪くなるかもしれないということが分かっていても、今差し迫った脅威がなければ何もしようとしないのが人間なのかもしれません。行動を起こすためのエネルギーは思っているよりもたくさん必要みたいです。

状況が悪くなる前に打つ手というのは、無駄になる可能性があります。だからこそ動きたくない部分もあります。これは健康だけではなく何でもそうで、仕事で早めに嫌なことや問題に対処しておいた方が良いということにも同じように言えると思います。しかしあることの予防が別のことの予防を妨げてしまうという状況もあり得ます。このような様々なジレンマの中で、どうバランスよく判断をしていくのか。これが大切だと思います。

会社の健康診断のために準備した結果むしろ体調が悪くなってしまう。タイミング次第では、それが起こり得ると感じた1日でした。

それでは、また。