さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

エスカレーターで二列になるには

スーツケースのような大きな荷物があるときは別ですが、私は階段を使うことが多い方だと思います。自分のペースで歩ける方が好きなのと、階段の方が見つけやすいというのがその理由です。ただ、何度も行っていて覚えている場所だったり、あるいは混雑しすぎていて人の流れに逆らえなかったりするとエスカレーターに乗ります。

エスカレーターでは個人的に謎のマナーがあります。片方にだけ立つようにして、もう片方は空けておくというものです。このマナーに初めて遭遇した時にはよく分からないまま流れに従ったのですが、なんで立ったままで動けるのにわざわざ歩くのかというのが不思議でした。ただだからといって歩く人の邪魔をする必要もないかと思ったのを覚えています。

最近、このマナーをやめようというキャンペーンを見かけます。そもそもエスカレーターは歩くことを想定されておらず、また病気などでどちらか片方に立つのが難しい人もいるとのことで、それならどちらの列でも立っているようにすれば良いと思います。そもそも、エスカレーターの乗り口で片側だけを使おうとするあまり行列ができると、それによって階段を使いたい人も邪魔してしまいます。そういった意味でおそらく無駄が多いとも感じます。

ただ、いざそのマナーをやめようと思うとどうやれば良いのかすぐには思いつきません。自分が乗る時、東京であれば右側に立ち止まっていれば良いのかもしれません。ただそれはその時だけです。根本的な解決にはなりません。

今それを続けても問題がないことを変えようと思うと、何かしらの理由が必要です。問題がないなら、変えることに使うエネルギーが面倒だと感じてしまいます。おそらく社会はそのようなことで溢れていますが、それを変えよう、変えたいと思えるか。そもそも変えた方が良いかもしれないことに気付けるのか。このようなことを考えるのが楽しく感じます。

それでは、また。