自分の中の重心を知る
仕事でも私生活でも、山場と感じることは何度もあります。その大きさは大小さまざまですが、いずれにしても終わるとホッとする類のものです。そういった山が無い方が楽なのかもしれませんが、個人的にはそれらがあるからこそ毎日が楽しいのだと思います。
おそらく、そのホッとする感覚というのがすごく大事です。ホッとするということは、自分の中ではかなり注意していたということです。それが分かることで、自分にとってどのようなことが大切なことなのかというのが感じられるようになってきます。そして面白いのは、終わる前に想定していたよりもかなり安心したり、あるいその逆にそこまで達成感がなかったりする場合があるということです。
あることが大切かどうかということを経験する前に考える時には、客観的な情報を参考にします。動く金額だったり、将来の可能性だったり、関係性が変わったりといろいろあると思いますが、いずれにしてもそれらは想像の範囲です。一方で終わってからだと、具体的にどのように変わっていくのかという実感や、うまくできたかどうかという感情が入ってきます。成果としては上々でも、うまくできなかったという思いがあるとそこまで喜ぶことはできないように思います。
自分がどのようなことにやりがいを感じ、どのようにできれば満足できるのか。これは場数をこなすことでしか分からないように思います。そしてそれこそ自分の中の重心であり、それがうまくやるべきこととマッチできるとかなり楽しそうです。
それでは、また。