さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

面と向かって言えば良いのか

幼い頃から、陰口はダメだということを教わってきました。その教えはもっともだと思うのですが、実際には難しいのではないかと思う筆頭です。それは単純になにかを伝える人との関係性だけの問題ではないからです。

人に何かを伝える。その時にきちんと意図することが伝わるようにする。これだけでもかなり難しいことです。真剣な話や相手の気にしているであろうことにされる内容であればなおさらです。しかも伝わった後のことも考えないといけません。例えば、一緒に仕事をしている人にやり方や態度について何かを言うとします。意図していることがきちんと伝わったとしても、その人がショックを受けてしまって仕事に手がつかなくなったり、あるいは辞めてしまったりしたらどうなるのか。言ってしまえば職場に合わなかったというだけの話なのかもしれませんが、それによって周りにしわ寄せがいってしまう可能性は非常に高いです。そのようになることを危惧してなにも言えなくなってしまうということはあり得るのではないでしょうか。

そのように思っていることがあるのに伝えられないという状況だと、誰かに話したくなるのは当然かもしれません。伝えられないことは大抵ネガティブなことであり、ある種の不満です。ずっと胸に秘めておくというのは、ストレスが伴います。だからといって周りの人に話すのを推奨するわけでもありませんが、話してしまっても仕方のないことのように思います。さてこれは陰口と呼ばれるものだと思うのですが、いけないことなのかと聞かれると難しい質問です。

このようなことは当然のように日々の生活で起こり、また多くの人が向き合っていることなのだと思います。そしてそれぞれの場合で解決策が異なっているのでしょう。ただ、やはり正論が通じないときもあるということは意識しておく必要がありそうだと感じます。

それでは、また。