仮想競争相手をイメージする
大変ありがたいことに、プライベートの時間をそれなりに持ちつつ働くことができています。比較対象がないのでもしかしたら普通のことなのかもしれません。また、目指す目標に到達するにはもっと仕事をたくさんした方がよいのかもしれません。しかしながら、プライベートの時間があることで興味のあることに手を出していけるのはとても良いことだと思います。
ではその時間をどのように過ごすかということを考えたときに、どうしても娯楽に走りがちなのは本能にも近いものだと感じます。特に仕事など他のところでエネルギーを使っていると、その傾向は強くなります。ただそれだとどうしても成長のスピードや幅に制限がかかってしまいます。簡単な例でいうと、仕事で中国語を使わないのであればどれだけ仕事に精を出そうとも、中国語が話せるようになることはありません。単純な話なのですが、成長には色々な種類があるため意外と見て見ぬ振りをしてしまうポイントだと思います。
そういったときに、競争相手がいるとやる気が刺激されます。負けたくないという気持ち、あるいは自慢をしたいという気持ちが働くと、疲れや時間の少なさも補っていけるものです。
問題は、競争相手はいつもいるものではないということ。特に自分と似たような状態から同じくらいのタイミングでスタートし、かつやる気も無くならないような理想的な相手が見つかることはほとんどありません。そう考えたとき、自分で勝手にイメージを膨らませた仮想の競争相手がいれば、いつでも競争ができるのではないかと考えました。
過去に何かの分野でなかなか勝てなかった友人などを思い浮かべ、彼/彼女なら既にこれくらいできているはずだから、もっと頑張ろうと思う。そのくらいで良いと思います。もちろん大切なのは実際に行動できるかどうかですが、そのための材料として想像力を使うのは有効だと思います。思い浮かべている人が実際に成長しているかどうかを確認する術がほとんどないからです。
今少し止まり気味の活動や学習は、この方法で対応をしてみたいと思います。
それでは、また。