さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

鍵を閉めたか覚えていない

先日、オフィスのロッカーの鍵を忘れるというミスをしました。それは、いつもはセットになっている家の鍵とロッカーの鍵が分かれていたからです。家の鍵を閉め忘れなければ、ロッカーの鍵も一緒についてくるという工夫をしていたわけです。

ただ、考えてみると家の鍵を閉めたかどうかというのは思い出そうとしてもかなり難しいことです。とりあえず手元に鍵はあるけれど、本当に鍵を閉めたかどうかというのは実際に家の扉を確認しないことには確信を持って閉めたと言えません。家の鍵に限らず、こういったことはかなり多いと思います。

家の鍵を閉めるということに対して、特になにも思わないために記憶としては残らないのだと思います。もし、家の鍵を閉めるときに何か人に話したくなるような出来事が起きていれば、セットで覚えているはずです。心が動いたとき、記憶として残っていき、逆にその心の動きをきっかけとして記憶を呼び起こすことができる。そのように思います。

私は何かをリンクして覚えるということを好んでいます。記憶に関連付けを行うということです。その関連付けは感情だけではありませんが、感情が呼び水となることは少なくないように思います。だとすると、様々なことに対して感情を抱いていくというのは、記憶の網を形成する上で有効なのではないでしょうか。

鍵を閉めるときに何かを感じるというのはやはり難しそうなので、それは工夫でカバーしたいと思います。一方でこれは覚えたいと思うようなもの、あるいはあとあと役立ちそうなものにはどうやって感情を付与するか。それを意識していきたいです。

それでは、また。