過去の思い出の塗り直し

一昨日はディズニーリゾートへ行ったのですが、実は私はあまりテーマパークが得意ではありません。人が多いところがあまり好きではないというのが一番の理由です。今回はあらかじめ覚悟して行けたのでなんとかなりましたが、また行きたいとは正直なところ思わないのです。ただ、最近感じるのは、かつては絶対に嫌だったところも今になってとりあえず試してみると、意外と悪くないことが多いということです。

テーマパークはきちんと準備をして行けば意外と待たずにたくさん回れるということや、何も買う物のないお買い物も視点を変えると色々と楽しめるということが分かってきました。過去の自分なら断って参加しなかったことも楽しめるようになったのは良い傾向のように思います。

一方で気づいたのは、過去あまり好きではなかったことには今はまた挑戦する気が起きるのですが、過去楽しかったことに対してはもう一度やろうという気にならないということです。例えば、今回の集まりの際に山の方へ行ったのですが、釣り堀でのニジマス釣りの看板を見たときになんとなく行きたくないと思ってしまいました。小さい頃に釣り堀でのニジマス釣りをして楽しかった記憶があるからです。なんとなく、その時の思い出を上書きしたくないと思ってしまったわけです。

そんなことを言いつつ、機会があればきっと過去楽しかったことにも参加します。ただ、どうせなら新しいこと、あるいはそれまで楽しめていなかったことをやろうという気になっています。過去の記憶や体験というのはなかなか難しく、またそれでいて良いものだと再認識しました。

それでは、また。