さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

言葉の通じない心地よさもある

今日から、日本にいるフィリピン人の先生たちが集まる会に参加しています。参加というとただ楽しむだけなのですが、実は運転要員です。そして彼女たちがわからないところは全てサポートし、また先にお金を払う必要のあるチケット類は立て替えるということになってしまいました。ただそれで困ることがあるというわけでもなく、またこういったことに巻き込まれるのも嫌いではないので、それなりに楽しんでいます。

さて今日はその当日なので、朝に先生たちを迎えに行きます。まずは東京駅で新幹線で来た人たちをピックアップし、次に成田空港です。そこそこ長い道のりでしたがまあなんとかなりました。そして全員が集合すると、車内はお祭り騒ぎです。私の全く分からないセブアノ語でぺちゃくちゃおしゃべりに花が咲きます。

実は言葉が分からない環境はこれまであまり好きではなかったのですが、今回は全く不快ではなく、むしろ楽しめました。それは運転に集中していたからというのもあるのですが、それ以上に車内の人がみんな楽しそうに笑いながら会話をしていたからです。

話している内容が分からないと、楽しんでくれているかが分かりません。また、万が一自分について文句を言われていたり、笑われていたりと思うと気になってしまいます。しかし今回の車内はそんなことはあり得ないと確信できるくらい明るかったのです。

それがフィリピンの先生たちだからか、すでに気を許しているからかは分かりません。おそらくその両方なのだと思います。言語を扱う仕事をし、また新しく言語を身につけてコミュニケーションを取りたいと思っていますが、言語が通じなくても楽しくなる瞬間を知ることができ、大きな学びです。

それでは、また。