突然の話で驚けるかどうか
今日は一つ夜にイベントがある以外、特に変わったことのない日だと思っていました。しかし、オフィスについて少し仕事をした後、会議室で上司から話がありました。その内容は、まずあり得ないと思っていた方の退職についてでした。
そのことについては社内の人や関係する人に徐々に伝えていくとのことで、私と一緒に聞いていた人が二番目に伝えられたそうです。話を聞いた誰もが驚く内容であり、私も一緒に聞いていた人も言葉を失ってしまいました。ただ実は私は、驚きつつも次にどうしていけば良いか、あるいは自分は今後どう影響を受け、行動を変える必要があるかということが次々に頭に浮かんでいました。簡単にいうと、そこまで驚いていない自分がいたわけです。
同じような状況が他の人にも当てはまるかどうか分からないのですが、思っていたよりも感情が出ない自分に対して何かを思うということは少なくないのかなと思います。あまり驚いていない自分に驚く、何かを失ってもあまり悲しまない自分に悲しさを感じる。そういった感覚は、客観的に自分を見られるようになってから身につくものだと思います。
ただ大抵の場合、少し時間を置くことで実感が湧いてきて感情が出てくるということがよくあります。怪我をしてすぐはあまり痛みを感じないようなものかもしれません。このような自分の在り方が良いのかどうか、それは分からないのですが、新しい気づきがあったように思います。
それでは、また。