別腹メニューの薦め方

お昼に何を食べるかというのは、いつも悩むことです。そろそろ大体定番が決まっており、その日の気分で一緒に行く方とも相談して決めるのですが、流石に飽きている時もあります。ただ幸いなことに職場の周りには飲食店がたくさんあるので、開拓は難しくありません。そして先日、夜に利用したことのある居酒屋さんにお昼に行ってみました。

多くの居酒屋さんが、お昼にはランチメニューを安い金額で提示しています。大抵脂っこいメニューが多いのですが、そのお店はうどんとセットで色々と選べる形になっており、あっさりとしたものもあります。ただうどんと丼もののセットなので少し炭水化物が多くなるのです。そのような事情で、ランチがあることは知りつつもこれまで行かなかったのです。

味については夜に行って知っているので、全く不安がありません。そして心配していたメニューについてもそこまで気にならず、楽しく美味しく時間を過ごせました。そして、夜に使った時には気づかなかったことに気づいたのです。

それは、トイレを使った際に壁に貼ってあるメニューでした。なんのことかというとデザートについて書かれており、名前は「別腹メニュー」でした。どうして夜に気づかなかったのか謎なのですが、別腹メニューという名前でトイレに書いてあるのはすごく効果的なのではないかと思ったのです。トイレはお酒を飲むと行きたくなるものですし、特に何も考えずに壁を見てしまう空間です。デザートは存在を思い出すと頼みたくなるものなので、ふとした時に思い出せる場所で告知するのは良いと感じたのです。

お酒を飲み過ぎていてトイレから出る時には忘れてしまうという可能性もありそうですが、それは仕方のないことだと思います。人の動きを考え、思考も考えた上でメッセージを伝える。これは良い例なのではないかと思いました。

それでは、また。