さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

ホテルは総合点勝負ではないだろうか

昨日に引き続き旅行のお話です。今回は宿泊場所について改めて考えてみました。かつて民泊のホストをしていたので、ホテルや旅館からは多くのことを学ばせてもらったように思います。旅行の頻度が多いわけではないのでまだまだ仮説として考えていることばかりですが、まとめてみます。

今回泊まったホテルは、「広島北ホテル」というところでした。宿を探し始めたのが旅行の少し前だったので最後の一部屋しか残っておらず、とりあえず予算に合う良さげなところを選んだのです。エリアを変えればいくつか他に候補もあったのですが、それらは完全に予算オーバーか、ビジネスホテルの一室であり、家族で泊まるにはちょっと物足りなかったのです。一人で泊まるなら、ビジネスホテルで大満足できるのですが、人数が増えるとやはり大浴場があったり、ご飯が付いていたりする方が何かと楽です。また、車で移動することになるので駅からの距離よりも駐車場が広くて停めやすいかどうかの方が重視されます。

先に書きましたが、最後の一室だったので選択の余地なくお得なプランになりました。このプランはお部屋にトイレとお風呂がなく、8畳の和室に自分たちで布団を敷いて寝るというものです。しかし家族で泊まる場合は部屋にお風呂やトイレがあっても順番で使うことになってむしろ気にしてしまうので、ないくらいでちょうど良いと思われます。それよりも、安いプランでも温泉や朝食などは変わらず楽しめるという点が非常に大きいです。

ホテル自体が広島市街から1時間弱車を時間弱走らせないと行けないところにあり、立地は良いとは言えないと思われます。しかも高速道路を使わないといけないため、追加で費用がかかってしまいます。しかし、そのマイナスを打ち消せるくらいの快適さが、泊まってみて感じられました。浴衣と一緒に、濡れた服を入れられるビニール袋が置いてあったり、翌日の洗顔用のフェイスタオルが別にあったりと、かなりの気遣いです。まず安いプランで高速代と時間をかけてでもとりあえず経験してもらい、気に入ったら次はまた別のプランでリピートしてもらう。そんな形でうまくお客さんが来ているのではないかな?と思いました。

先日愛媛で泊まった旅館もそうでしたが、総合的な満足のためにはどこを押さえるべきなのか。提供者側も泊まる側もそれを意識できると、より充実した時間が過ごせそうです。

それでは、また。