さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

病院の形はどう決まるのか

私の職場のすぐ近くには、病院があります。幸いにもまだ東京に来て体調を崩していないので、お世話になったことはありません。ただ、通勤時に外から見える感じでは、番号が振られた部屋がいくつかあり、そこにお医者さんがいて、患者さんは電光掲示板で示された部屋へ向かう形のようです。

私はあまり病院へ行くことがなく、行ったとしても地元の皮膚科や耳鼻科などです。そういったところは大抵そこまで広くなく、診察室は多くて3つくらいのイメージです。しかし職場近くの病院は、面積こそほとんど変わらないにも関わらず多くの診察室がありました。これはやはり東京の賃料が高いからなのかなと考えていると、そういえば似たような形態を見たことがあることを思い出しました。

それは、香港留学時の病院です。病院と言っても学内に併設されている小規模なものですが、設備はとても立派でした。薬も出してもらえて、診察料も薬代も無料です。そしてそこも、ちいさな狭いスペースながら8つの診察室があったのを思い出したのです。大学があったのは香港でもはずれのほうで地価が高いというわけではないのかもしれませんが、香港自体が広いわけではないので、効率は考えられていると思います。小さな空間でもうまく使う方法が、たくさんの診察室なのかもしれません。

こんなことを考えていると、開業される方はどうやって設備を考えるのか、また大きな病院を作るときにもどうやって設計するのか、興味が湧いてきました。きっとそれまでの経験を踏まえつつ、また法律などルールにも則って考えていくのだと思います。自分にはかなり縁遠い分野ですが、一般的な住居や商業施設とは違う考え方があるのではないかと思います。病気はしたくありませんが、病院の構造を比べていくのもまた楽しみにできるのかもしれません。

それでは、また。