さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

靴下を輪っかにして履こうとする

たまに無性に温泉に行きたくなります。それは普段シャワーしか浴びていないため、湯船でゆったりしたくなるからです。その意味では、特に温泉でなくともかまいません。先日のキャンプでは共同の浴場を使えたので、これはかなりありがたい機会でした。

温泉などに入った後だと、もう一度服を着る必要があります。その時にTシャツとハーフパンツのような、寝られる服装に着替えることはできるのですが、靴下だけはどうにもなりません。外に出るために靴を履かなくてはならないからです。もちろん旅館などで靴下を履かなくても良い靴であれば問題ないのですが、前回のキャンプでは残念ながらそうできませんでした。

まだ足が濡れている状態で靴下を履くのは、意外と難しいように思います。濡れているところで引っかかってしまうのです。特に今の時期はいくら拭いても汗が出てくるので、どうにもなりません。そういう時、私は靴下を輪っかにしてできる限り皮膚に触れないようにして一気に履くようにしています。これがなかなか便利で、頻度は多くないものの重宝するやり方です。

このやり方は、母親に教わったと記憶しています。幼い頃に靴下を履かせてもらう時に、そうやってもらった記憶があるのです。同じようなやり方で、服も着せてもらいました。シャツなんかも輪っかにして着ると意外と着やすいときがあるのです。今はそのやり方をするのは稀ですが、たまにやると知っていて良かったなあと思うのです。

私は気づいたら知っていたのですが、こういう新しいやり方というのは案外気づくのが難しいのではないでしょうか。逆に、新しいやり方を誰にも教わらずに自分で見つけられると、嬉しくなってきます。難易度やどれだけの人が知っているかはあまり関係ありません。思考錯誤して、最後に納得のいくやり方を見つけられるかどうか。これが喜びにつながり、次にまたなんとかしてみようという気持ちに繋がると思うのです。

なんでも答えを求めがちで、かつ求めたらすぐに答えを提示してもらえるような時代かもしれません。しかし、この感覚は大切にしたいと思います。

それでは、また。