さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

舌が何かを欲するとき

本当に暑い日々が続いています。私はエアコンに弱いので部屋では扇風機しか使いませんが、本当に扇風機だけで夏を乗り切れるのか不安になるほどの暑さです。毎年同じようなことを言っているような気もしますが。

こう暑いと心配になるのは夏バテです。暑さで体力がどんどん奪われてしまい、食べることさえしたくなくなる。そういう時がたまにあります。しかし食べたくないからと言って簡単なもので食事を済ませたり食事を抜いてしまったりすると、本格的に体調を崩してしまいもっと大変になります。どんなにきつくても、何かしら栄養のあるものを食べなければならないのです。

夏バテで食欲が減衰している時に限った話ではありませんが、何を食べようか迷った時には頭の中で色々と思い浮かべることにしています。すると料理のイメージが浮かぶので、その時の気分で食べたいかどうかを照らし合わせます。もちろん味だけではなく、匂いや温度、量なども含めて総合的に判断します。大抵の場合、自分の好きなものばかり思い浮かべてその中から選ぶのですが、たまに好きでもなんでもないけれど食べたいものが出てくることがあります。そういう時は、大抵その食材や料理で摂れる栄養素が不足しています。

好きなものを食べたい気持ちがなくなるわけではありません。それでも満足できます。しかし、好きなものと同等かそれ以上に好きではないものが食べたくなるというのは、実はかなりすごいことなのではないかと思うのです。先日はなぜか無性にトマトが食べたくなったのですが、おそらくそれも野菜不足によって身体がSOSを出したのではないかと思うのです。

脳は時々暴走する時があります。自分の欲求に素直になりすぎるのは考えものだと思います。しかし、栄養素が偏っていると肌が荒れたり体重が増減したりと目に見えて変化が起きるのは事実です。だとしたら、真に身体が欲しているものは何かが分かると身体への負担を減らせるのではないかと思うのです。舌はその欲しているものをかなり忠実に教えてくれるのではないでしょうか。

どうしても手間や食材の関係で栄養素が偏ることがありますが、身体がSOSを出さなくても良いように気をつけたいと思います。

それでは、また。