さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

酒が百薬の長となり得るわけ

最近お酒を飲む頻度が上がりつつあります。職場での飲み会は歓迎会や送別会くらいであり、また同期がいないので付き合いで飲みに行くこともありません。そのため、全体としてはかなりお酒を飲む機会は少ないはずです。しかし、最近はその少ない機会が重なり、また友人たちと会う機会も増えていて飲む頻度が上がっています。お酒自体は好きなので飲み会が苦しいというわけではありません。しかし、やはりある程度身体に負担をかけてしまっていると感じるので、減らしていきたいと思います。

そんな体感とは違って、「酒は百薬の長」という言葉があります。私はこの言葉を幼い頃に学んだとき、血行が良くなるので適量なら薬になるということだと認識していました。おそらく親か誰かに聞いたんだと思います。飲みすぎてはいけないということを教育されていましたので、「適量なら」という条件をつけて矛盾がないように理解していたわけです。

成人してお酒を飲んで分かったのは、血行が良くなるということもあるものの、それ以上に楽しい気分になれるのが大きいということです。気が大きくなり、考え方も大胆になって、酔っているときは気持ちが良いのです。そんな気分になれるのは確かにある意味薬だと感じました。そしてつい最近、もう一つのことに気づきました。それは、問答無用で寝られるということです。

お酒を飲むと眠気に襲われます。あの眠気にはどうやっても勝てません。多少は我慢できても、どうしても睡眠が必要になります。これって、実はすごいことなのではないかと思うのです。結局楽しい気分になれるということと繋がるのかもしれませんが、何かが気になって眠れないということを、お酒は一時的に無くしてくれます。もちろん、お酒が入ると眠りは浅くなり、睡眠の質自体は下がってしまうと思われす。その意味で本当に薬になっているかどうかは疑わしいですが、少なくとも眠りにつけるということは事実であり、それをありがたいと思う人はいると思うのです。

かといってお酒に頼って睡眠を確保してはいけません。それは健康とは程遠いことです。しかし、こういう考え方もありなのではないかと思いました。

それでは、また。