さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

誰でもできることってなんだろう

私は今の職場では断トツで年齢が低いです。だからと言って何か大きく変わることもなく、とても快適に仕事をさせてもらっています。ただ、そんな中でも率先してやりたいことがいくつかあります。一つは以前書いたことですが、電話をできる限り取るということ。そしてもう一つがゴミ捨てです。

職場には流し台のところに大きなゴミ箱があり、それ以外にもいくつか小さなゴミ箱が設置されています。だいたい18時ごろになると多くの方が退社し始めるので、その頃に流し台のところのゴミ袋を持って、各所のゴミ箱のゴミをまとめるのです。ペットボトルとビン・カン以外は全て纏められるので、分別に気をつける必要もなく、短時間で終わります。特に面倒でもなく、個人的にはゴミ捨ては好きなことのようで、毎日楽しくしています。

ゴミ捨ては、誰にでもできることです。私もそう思っていました。でも、果たして本当にそうでしょうか。こんなことを昨日ふと思いました。というのも、どのようにゴミを集め、分別し、どこに置いておくか。また、ゴミ出しをしてはいけない日などはないのか(今の職場では、時々説明会があるのでその時はゴミ出しをしないことになっています)。こういったことを知らないとゴミ捨てはできないのです。

見渡してみると、多くのことがこのいわゆる「誰にでもできること」に当てはまります。例えばテーブルの掃除。ただ水拭きをするだけなら簡単です。でも、もしそこにマジックの汚れがあったら。メラミンスポンジを使えば取れるということを知っていないと、綺麗に取り除くことはできません。

考えてみると、様々なことが意外と誰にでもできるわけではないと気づきます。もちろん、すぐにやり方を伝えることができ、以降は繰り返しになるからそこに価値が生まれにくいということだと思います。しかし、やる意味がないといってやらないわけにはいかないのです。だとしたら、それをしてくれる人に感謝をし、また自分ができないことであればとりあえずできるようになっておきたいと思います。

それでは、また。