さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

逆方向から発想を得られる時代

私はよく物事をゲームに見立てて考えます。ゲーム中のイベントや登場人物の行動と現実を比べるのです。かつてたくさんのゲームをしたからか意外と様々な場面と比べることができます。現実から着想を得てゲームが作られているということを理解するまでは、やたら現実はゲームに似ていると感じたこともあります。

人々が自分たちの生き方について客観的に見られるようになると、そこから物語を生み出せるようです。そして今の時代はその物語を表現する方法が多岐に渡ります。小説、漫画、映画、ゲームと様々です。さらに技術力が上がると、想像の世界でしかなかったものを実現することもできます。

あるものが進化し、ある一定のレベルに達するまでの時間の流れに身を置いていたら、それを理解するのは比較的簡単です。理解できれば活用方法も見えてきます。しかし、それが完成したものがすでにある時代に生まれてしまうと、完成したものを使うことはできてもその仕組みを理解するのが難しくなります。私の世代だと、パソコンとインターネットというのは気付いた時にはかなり進んでいて、そこまでどんな流れがあったかは興味を持って調べないと分かりません。おそらく、今ならスマホだと思います。

このように変化の早い時代だと、あるものを理解する時に、それを基にして設計された何かを参考にすることで理解が進むということがあるようです。パソコンから人間の脳について考える。ゲームから恋愛や人生について考える。なんでもあり得そうです。

これ自体が良いとか悪いとかではなく、大切なのは興味を持って物事に接することができるかどうかです。スマホでなんでもできるからといって、それを使うだけで満足せず、仕組みや歴史についても調べて見る。そこから広がる世界もあるような気がします。

こんなことを書いていますが、私もおそらく様々なものがある程度完成した時代に生まれてきました。そこからさらに社会を良くするにはどうすべきなのか。考えたいと思います。

それでは、また。