さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

小さな組織に属して思うこと

入社してまだ2週間くらいですが、取り巻く環境は目まぐるしく変わっていると言っても過言ではない状況です。トラブルに対応したり、新しい案件が入ってきたり、また将来を見据えて新たな可能性を考えたりと色々なことに着手できています。もちろんまだできることがとても少ないので参加しているだけの部分も多く、はやく戦力になれるようどんどん学んでいきたいと思います。

そういう状況が良いかどうかということは個人の感覚ですが、私にとってはかなり居心地が良いです。何かしら変化がある方が楽しいからです。振り回されている時は大変ですが、状況を改善していくのは楽しいものです。そしてそういう環境に身を置こうと思うと、組織の大きさは考えるべきことなのではないかと改めて感じています。非常に短かった就職活動でもそのことは意識していましたが、今実際に組織に入って間違いなかったと確認できました。

一言で組織と言っても、捉え方で大きさは変わります。全体が大きくても、自分の関係する範囲で言うと小さいというのは良くあることです。私の今いる組織はどうかというと、グループ全体では大きいものの日本の組織はかなり小さいです。そのためか、ほとんど全ての情報を得ることができます。私のところに伝わってくるのは遅い情報もありますが、自分から聞きにいくことも可能です。また、小さい組織だと仕事の線引きが曖昧で、様々なことに関わることができます。その結果抱え込みすぎてパンクしないように注意する必要はありますが、各プロジェクトがどのように動き、全体にどのように影響するかを見られるのはありがたいです。

一方で、細かいことでも自分でやる必要があります。なかなか集中して一つのことに取り組みにくいというのは、人が少ないとどうしても発生してしまいそうです。電話対応や訪問者の対応、郵便物受け取りにゴミ捨てまで、誰かがやらないといけないことに邪魔されてしまう可能性が高いです。これも私はむしろありがたいと思いますが、人によっては面倒と思うのかもしれません。

全体の中で自分の立ち位置が分かり、考えを持って行動できる。その結果失敗がありつつも会社のためになることができ、さらにそれが社会のためにもなるのであれば、こんなに幸せなことはないと思います。この一連の流れが見やすいのは、もしかしたら小さめの組織の方なのかもしれないと少し考え始めています。

それでは、また。