さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

ローリエは月桂樹でベイリーフ

今日は土曜日なので自炊をします。先週は金曜日に実家から帰ってきたものの飲み会続きでほとんど何もできず、作り置きのものやインスタントのもので乗り切ったので、久々に時間をかけた調理ができます。今週の平日はなぜかかなり疲れて、冷奴みたいなお手軽なものしか作る余裕がありませんでした。

自炊というとどうしてもカレーが頭に浮かびます。これは一度に大量に作れるというメリットが一番大きいのですが、それ以外にも食材の種類や量を工夫することで野菜を摂りやすいということもあります。安く手に入れられた野菜によって変わるのですが、私の場合人参やキノコが多くなる傾向にあります。といいつつ今回の料理はハヤシライスです。単純にジャガイモが安く手に入らなかったというのが理由です。まあそれでも調理手順はほとんど同じなので、特に気にせずパパッと作れました。

私はカレー類を作る場合、ローリエと呼ばれる葉っぱを二、三枚一緒に煮込みます。母親に教えてもらってそれを踏襲しているだけですが、明らかに香りが違うので重宝しています。無いなら無いで良いのですが、うっかり入れ忘れた時は結構ショックを受けるくらいにはいつも入れています。最初の引越しの時には持ってきていなかったので、東京で初めてのカレーには入れられず、この前の帰省時に持って帰ってきたというわけです。このローリエの葉っぱは祖母の家の庭に木が生えているので、そこからもらってきて乾燥させて保存します。そんなにたくさん使うものでも無いので、基本的にその木から取れるぶんだけで消費には事足ります。

香港にいた時も、カレーは割とよく作るメニューでした。ルームメイトとシェアできるので大量に作れるメリットが増すのです。で、ルームメイトは結構こだわるタイプなので、香辛料をかなりしっかり買ってきました。その中に「ベイリーフ」がありました。そうです。ローリエです。私はローリエが英語だと思っていたので、違うということにびっくりしました。そして、ローリエは月桂樹とも言うのですが、この呼び名をルームメイトが知らなかったということにさらに驚きました。月桂樹というのは中国語から取り入れた呼び名のはずだからです。ルームメイトはそもそも月桂樹というものを知らず、ベイリーフもカレーに入れると良いということだけを調べて買ってきたので、このような状況になったということでした。

別にローリエも月桂樹もベイリーフも知らなくて全く問題ありません。カレーの味が変わるかどうかも人によって感じ方は違います。ただ、一つのものに対していろんな呼び方を知っていると、情報伝達のやり方が増えます。さらに、そこからリンクする情報が増えてこれまた楽しいのです。私の場合、ベイリーフという単語からはポケモンを思い出します。ベイリーフというポケモンの名前が、ゲッケイジュだったらだいぶ印象が違っただろうなとか考えて楽しくなります。

言葉に関係することを仕事にしており、興味もかなり強く持っています。だから、こういった言葉遊びの類はもっと書いていきたいと思います。

それでは、また。