さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

農作物に近い生活:産直と農業高校の直売

今日は、家から近い産直市場のセールがありました。
新しくポイントカードを導入するそうで、そのタイミングに合わせてのセールです。
ミニトマトが一袋(10~15粒くらい)で100円が今日の特売で、それ以外にも安いと思われる野菜がたくさん並んでいます。
祖父母の家とお墓が同じ県内にあって頻繁に行けるので、小さなころから仏壇やお墓に供えるお花を買う機会が多くありました。
それらの花を買う場所は決まって道中の産直でした。
6年くらい前に今朝お買い物をした産直がリニューアルで大きく、綺麗になったのでそれ以降はその産直でお買い物をするようになっています。

日々の生活ではあまり意識しないのですが、実家は野菜を買う場所に恵まれています。
近くには産直が2つあり、毎週水曜の休み以外は毎日新鮮な野菜を買うことができます。値段は大幅に安いというほどではないので、スーパーの特売があればそちらで買うこともありますが、スーパーより大きかったり珍しいものが手に入ったりするので、行ってみると楽しいです。
また、産直ならではの利点として、生産者の名前が分かるというのもあります。
野菜や果物、花など販売されているほとんどの商品のラベルに、生産者の氏名が書かれています。
これが地味ながらかなりありがたく、気に入った味の作物を作ってくれる人の商品をずっと買い続けられるわけです。
トマトやミカンなどの場合甘いものが一般的に好まれると思いますが、人によってはすっぱいものの方を好む人もいます。親戚の方やお世話になった方に送る場合、誰がどんな味のものを作っているのかが分かっていれば、外れなく準備ができます。

そしてもう一つ、実家は野菜に恵まれています。
それは、近所の高校に農業科があるということです。
サツマイモやトウモロコシ、ミカンやトマトなどの食べ物をはじめ、花や樹の苗も売っています。これらは直接高校に行って買うこともできますし、たまに生徒さんがリヤカーを引きながら売りに来てくれます。
この時の利点は、何といっても安いことです。
授業のために育てたものを捨てるのはもったいないため売ってくれるので、利益を考えていない販売価格です。
それでいてもちろん質も追い求めているので、とても良い品質のものがお値打ち価格で買えるのです。
農業高校ではなく、一つの科なのできっと規模は小さいんだと思いますが、それでもありがたいものです。

香川県は、全国で一番小さい県ながら平地が広く、農業には向いている土地です。
それでいてそこそこの都会もあるので、バランスよく住めるんだと思います。
色々ともう一つ足りない点もありますが、それでも満足度は高い生活ができるなと、外に行って帰ってくると感じるのです。

そんな感じで、今回は地元自慢をして終わります。

それでは、また。