さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

何も知らない頭に戻せますか?

みなさんこんにちは。

さいごーです。

 

以前の記事で、自分だけが一番情報を持っている状況は良くないということを書きました。そして、その状況を変えるためにはそれらの情報をどんどん共有していくことが必要だということも書きました。
自分だけが一番情報を持たないようにする

ホリエモン祭りという大きなイベントの準備に関わっていますが、どうしても自分だけがある情報を持っており、尋ねられて初めて共有しておけば良かったのかと気づくことが多いです。
しかしいざ情報共有しようと思っても、これがなかなか難しい。
どうやら情報共有をするためには、一つ一つ手順を踏んだ方が良さそうです。
今回はその3つの手順についてまとめたいと思います。

1.誰に共有するのか:誰に頼めば実現する?
一つ目は、誰に共有するのかを明らかにするということです。
情報を共有しなくても良い人に伝えても、それはその人にとってのノイズにしかなりません。この時意識するのは、誰に頼めばやりたいことを実現できるかということです。
現場で動いているスタッフ一人に伝えれば良いのか、もしくはもっと大勢を動かせるリーダーに伝える方が良いのか。これは規模によって異なります。
ただいずれにしても、実現するまでの道のりで登場する人には情報を共有し、その中でも主役級の人には指示や依頼をしないといけません。

2.何を伝えれば良い?:全く知らない人に伝えるためには?
今回のまとめで最も大事なのが、このポイントだと思います。
単に情報を伝えるといっても、入ってきた情報をそのまま伝えるだけでは意味がありません。自分が間に入ったことによって何かしらの付加価値をつける必要があります。
ここで言う付加価値とは、情報の整理や追加あるいは削減です。
この時に重要になるのが、相手は自分と同じ経験をしていないということです。
ある情報についてそれを補助する体験を何も持っていないと、記憶として定着させてきちんと実行するのは困難です。
だから、相手が何も知らないのであれば、それでも分かるようにしなければならないのです。
例えば、イベントに必要なある物品を借りてきた時、自分はどこの誰からいつまで借りるという話をして、今はどこにあるということを把握しています。自分で持ってきたのだから当たり前です。でも、それを必要としている人がその場にいなかったのであれば、そのことを知らない。だとすると、「借りてきました」だけを伝えるのでは不十分です。
この時に重要になるのが、まっさらな頭の状態に戻すということです。
なかなかできないので私はいつも全く知らない誰かに読んでもらうようにしますが、それができるようになるのも一つの必要な能力だと思います。

3.きちんと進んでいますか?:ボールは投げて終わりではない
情報を共有し必要に応じて依頼し終わったら、一旦は完了です。
でも、その情報を伝えた意味があったかどうかはきちんと把握しないといけません。
依頼をしたなら、その依頼したことがきっちりと進んでいるかどうかの確認をします。
忙しい時には、とにかくやってくるボールを返していくことが大事です。スピードがあれば(早めに進んでいれば)修正は何とかなります。
ただ、そのボールが行ったきりになっているのではこれもまたまずい。
最終的に目指す目標の達成のために動けているか確認します。

このようにまとめてはいるものの、まだまだ自分でもできていない部分がたくさんあります。
それでも、気づいたことはまとめていきたいと思います。

それでは、また。