さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

つい手が伸びてしまうものに囲まれて

みなさんおはようございます。

さいごーです。

 

昨日、消費行動が娯楽になっているという投稿をしました。
消費が前提の"豊かな"生活
このことについて昨日一日ずっと少しだけ意識が向きながら過ごしました。

ただ、今の自分の生活は少し仕事をしているもののほとんど休日みたいなもので、大半の時間が家事手伝いに充てられています。そのことを考えるとある程度の時間があるという状況が前提になるので、休日に感じたことのようなイメージで捉えてくれると嬉しいです。

そんな昨日を過ごして分かったのが、周りにちょっとした時間でできることがめちゃくちゃ多いということです。
例えば部屋を見渡しても、本、漫画、ゲームに囲まれ、テレビがあり、パソコンとタブレットもあります。
全部一瞬で手に取ってもしくは電源をつけて楽しむことができます。
このような環境にいると、何かを始めてもすぐに他のものに手が伸びてしまいます。
それでも部屋の中だけで済むならまあいいんですが、外に出ても大量のお店があって何かを買わせようと誘ってくる。
面白いのは、何かに注目してしまうとその瞬間にそのことで頭がいっぱいになるという現象です。
昨日の消費行動とよく似ていますが、TSUTAYAを見てしまうとGEOが連想されて(私はGEO派です)、何か借りたかったDVDはないかと頭の中で検索が始まるのです。
他にも、あるお店に行くとしてその近くにGEOがあるエリアだと、また検索が始まります。そして、検索の精度は素晴らしいので、ある借りたかったDVDを思い出してしまうと、そのDVDを借りるなら他のあのDVDも借りて、ついでに近くのあのお店でお買い物をして、料理して、それを食べながらDVDを観るのが一番効率的!とかいう結果をはじき出すわけです。実際にはとんでもない時間がかかるはずなのに、それをやるということが確定してしまっている以上いかに効率的に最大限の満足を得るかということに主眼が置かれます。非常に面白い現象です。

はっきり言って自分の周りがどう見えるかなんて自分の捉え方次第ですし、それはつまり心持ちがどうであるかによります。
だから、しっかりとブレない人ならどこにいようと一貫性のある行動を取れます。日本人だからとか、日本にいるからとかは関係ありません。
ただ、ある程度のブレを許容してしまうとどうしてもドツボにハマってしまう可能性が高そうです。
何でもできる便利な社会ですが、だからこそ何をしたいのか考えなくてもそこそこ楽しく暮らせるみたいですね。
でも、そういえばフィリピン人も何をしたいのか考えなくても楽しそうに暮らしている印象なので、その話をまた聞いてみたいと思います。

それでは、また。