いつもと同じやり方という罠

みなさんおはようございます。

さいごーです。

今年の年末から年始にかけて、香港留学時の友人二人が日本へ遊びに来てくれることになりました。
日程は12月24日から1月3日までで、見事にクリスマスとお正月という二大イベントの時期を日本で暮らすそうです。中国におけるお正月本番は2月の旧正月なので、12月から1月にかけてのいわゆる年末と正月は家族と一緒に過ごさなくても良いみたいです。
そういえば、去年の留学中も年明け1日から仲良し5人組で中国旅行へ行きました。

さて、せっかく来てくれるということなので私もできる限り一緒に過ごして日本を案内したいと思い、家族と相談してその時期に関東に滞在できるようにしました。
そこまではすんなり調整できたのですが、やはり問題は移動です。
もうその時期には高松にいますので、高松⇒東京、東京⇒高松の移動手段を確保しておく必要があります。
皆さんご存じの通り年末年始は非常に多くの人が移動して混みあう時期なので、早めに予約しておかないとそもそも移動できないなんてことになりかねません。

高松と東京の移動では、私の場合LCCを使用します。ジェットスターが高松と成田を結んでいるんですね。
最も安い航空券で6290円くらい、高くても1万円くらいという感覚です。
ただ、そこに荷物を預け入れる代金や予約手数料、決済手数料がかかってくるので大体表示金額＋2000円くらいはかかるイメージです。
そしてさらに、成田空港からの移動に安くとも1000円くらいかかるので限界まで抑えても片道1万円は見込む必要があります。
ただ、この航空券の値段が空席率と連動して上下するので、年末年始のような混雑する時期の予約は3か月以上前の今予約したとしてギリギリ最安値を取れるかどうかというところです。
それが分かっていたので、今回は二人が日本へ来ての旅行が決まった後すぐにジェットスターで往復の航空券を予約したのです。

しかし、やはりそこはまだまだ先の予定です。
予定を調整しなければならない事情が発生しました。
具体的には、12月の東京行きの前に神戸に行く必要ができて、高松発では都合が悪くなったのです。
神戸から東京への移動は簡単で、いろんな手段があるから問題ありません。
中でも神戸空港発のスカイマークは早めに予約すればLCC並に安い値段（6000円台）で荷物も預けることができ、しかも羽田空港着という完璧な移動手段です（個人的感想）
しかし、LCCは一度予約した航空券を払い戻すことはできません。
結局、11月にも一度東京へ行く用事があったので、そちらへ12月の航空券を変更し、12月はスカイマークで神戸から移動することにしました。
このジェットスターの12月の便を11月に変更することでかかった変更手数料が、3240円です。もともとの航空券代が安い分、この追加出費は途轍もなく痛い。。。
しかし全てが無駄にならなくて良かったなあとか思いながら、とりあえず自分を納得させたわけです。

結局今回失敗してしまったのは、
「3か月以上も先の予定にも関わらず、これまで直前（1週間くらい前）に予約していたのと同じようにしてしまった」
ということです。
3か月以上も前の予定であれば、当然変更の可能性もあります。
そのことも踏まえた上で、変更手数料無料のプランにしておくべきだったわけです。
そのプランにすることで、1600円追加でお金を払う必要があります。
しかし、そのプランは10キロまでの荷物料金込みであり、今回選ばない理由はなかったのです。

いつもと同じやり方というのは、考えなくて済むので楽です。
そして、私はそのやり方ができれば判断に迷いが生まれず何かを決めるスピードが桁違いに速くなるため、身に付けたいと考えています。
ただ、今回のようにこれでいこうと創り上げたやり方や判断の基準がそもそも万能ではない場合もあります。普段通りにやってしまうと思わぬところでミスをしてしまい、納得のいかない結果につながってしまう。「考えないこと」と「思考停止」は似ているようで全く違うということを痛感しました。
難しいところなのですが、試行錯誤して自分なりのやり方を創り上げていくしかないようです。

航空券の取り方については、段々と経験が積まれてきてやり方が分かりつつあります。
今回の失敗もまた判断基準を作る一つの経験として残しつつ、また次のステップに進めていきたいと思います。
具体的な航空券予約の方法などについては、もし需要があれば記事にするということで。

それでは、また。