さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

どうして早口で喋るのか

みなさんおはようございます。

さいごーです。

 

唐突ですが、私はめちゃくちゃ早口です。
四六時中話しているいわゆるおしゃべりというわけではなくて、話すときのスピードがめちゃくちゃ速いというだけです。
昨日、たまたま落語家の方とお酒を飲む機会があって、早口だと指摘されました。
そして、つい先日も別の方から指摘されたので久々に自分が早口だということを改めて確認しました。

思えば、私の早口はかなり前からです。
中学校のスピーチでもその指摘をされたことがあります。
以来改善したいなと思いつつできていないのが現状なので、実は本気で直したいとは思ってなかったんですね。

早口よりは早口じゃないほうが良いと思います。別に早口が絶対にだめと言うことではなく、可能なら早口じゃないほうがいろいろな面で得をしたり、損をしなかったりするよってことです。
私はこういう考え方が結構好きで、「ら抜き言葉」もそうだと思っています。ここまで浸透してみんなが使っている以上別に使っても良いんじゃないかと思う一方で、それを気にする人がいるから、正しく言葉を使えたほうが損はしないよねって感じです。

ただ、早口の私からすると、早口になる理由を一応分析できます。
一番大きな要因は、「口の動くスピードよりも考えるスピードのほうが速い」ということです。
これ、実は中学校のスピーチ発表で早口を指摘されたときの言い訳です。で、先生からそれはお前の問題だと言われてショックを受けた自分の中で思い入れのある台詞です。
この要因はもう本当にそのままの意味で、話したいと思うことについて、口を動かして発する「声」と言う媒体ではあまりに伝達スピードが遅いから、少しでも改善したくて早口になっているということですね。
早口の人全員がそうなのか分からないですし、考えるスピードに合わせて話すスピードを調整し、それでいてしっかりと内容も伝えられる人は必ずいると思います。ただ私の場合は、話しているその間にも次に話したいことの考えがまとまるんです。頭で生産された話したいことが、声にする前の段階で渋滞を起こしているわけですね。

昨日ご一緒させていただいた落語家の方の意見では、早口の人は抽象的思考がしっかりとできるから、一瞬で会話の内容を分析しきって、さらにそこに自分の話をリンクさせて次の話にできるとのこと。そして、結局それが話したいこととして渋滞する。だから早口になるんだと仰っていました。
確かにそういう考え方もあるなーと、やはり言葉と話すことのプロはしっかり考えているんだなーと、感動しました。

こんな風に書きましたが、先述のとおり早口じゃないほうが明らかにお得で、できればゆっくり話せるようになりたいと思います。
相手に自分の意図を伝えられなければ意味がありませんから。
考える量が多くなっても、相手に伝えるときはゆっくりと丁寧に。
この意識を持って、また一日一日過ごします。

 

それでは、また。