さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

「今」を捉える生き方がしたい

みなさんおはようございます。

さいごーです。

 

気づいたら、なんだかんだ飛行機に乗る回数がどんどん増えていました。
留学が決まったころから、東京への移動が入って国内の移動が増えたのが始まりです。留学中も、香港という便利な場所に住んでいたため飛行機に乗る頻度が増えました。
そして、10月以降も少し予定が変わりセブと日本を行ったり来たりすることになりそうです。

こういった移動を繰り返す生き方って、結構憧れてました。
ただ、今そういう生活をしていて感じるのは、そこまで感動がないということです。
いや、嬉しいんですよ。毎日ワクワクしてます。でも、今はそのことよりもさらに実現したいことが見つかっているので、それを喜ぶよりも前に進んでいきたいという想いが強くなっているみたいです。

思えば、目標ってそんなもんなんだと思います。達成すると一瞬だけ嬉しくて、でもそのあとはさらに先を見つめてしまう。むしろそう捉えられるからこそずっとワクワクし続けられるんだと思います。
過去を振り返っても、高校受験、大学受験、資格試験など、何かの区切りの時には必死になって頑張って勉強するんですが、合格するとその次が気になるんですよね。
生き方の場合は「合格」という区切りがない分余計に喜ぶタイミングが分からない。
気づいた時に、「うわ、できてる」とか呟いてほくそ笑む感じです。

 

今思い描く未来は、その未来が実際に訪れたときとは全く違うものです。仮に訪れた未来の姿が思い描いていたものと全く同じだとしても、自分自身が変わっているから捉え方が変わる。これは過去についても同じことが言えて、今思い出す過去は、当時感じていたものとは違った形で思い出されるはずです。昔は辛かったけれど、今思い返せば良い経験だったという言葉は、そういった事情があるからこそ言われることなんだと思います。

よく中学校や高校で、先輩方の講演会というのがあると、大抵つまらないんです。
先生には叱られてしまいますが、寝る人も多い。今の時代なら、ばれないようにスマホをいじっている生徒も多いと思います。
なんで学生よりも多くの経験をしてきて、人生におけるいろんな山場を潜り抜けてきて、人前で話す回数も多いはずの方々があんなにつまらない話をしてしまうのか。
それはひとえに、学生の生きている「今」の感覚が掴めていないからだと思います。
多くの学生にとって大事なのは「今」であり、そこからあまりにもかけ離れている話をされても、何にも聞く気になれない。それは、聞いたところで役に立つと思えない内容だから。ちょっと考えれば分かりそうなことなんですが、忙しいとそこまで気が回らなくて、いつも社会人に対して話す調子で話してしまうんだと思います。

だから、「今」をしっかり捉えて後で見返せるように保存できる日記やブログというのは、ありがたいと思います。自分の過去の考えは、意外と役に立つものです。

ただ逆に、「今」を重視すると未来で役に立つと分かっていてもなかなか動けないのも事実で、これが難しい。はっきり言って今時間を割いてブログを書いていても何の意味があるの?とか思うのはごく当たり前だと思います。勉強にしたって、頑張って数学の難しい問題をやったところで実生活で使える場なんてほとんどないと、みんな思っています。でも、ひょんなことからそういうのが役に立ったり、新しい発見に繋がったりする。面白いです。

「今」を捉えて楽しみつつ、過去と未来も意識しながら生きていく。
当たり前だけれど、とっても難しいこと。

今日もこんな生き方ができるようになりたいと思いながら過ごします。

 

それでは、また