香港の気象情報
みなさんおはようございます。
さいごーです。
先日、香港を非常に強力な台風「HATO」が襲いました。
幸い香港では死者は出なかったみたいで、私の友人やお世話になった方々も皆無事でした。ただ、マカオのほうでは8人の死者が出たようで、かなり強力だったことが分かります。
その後少しは落ち着くのかと思いきや、なんと今日もまた協力な台風、「PAKHAR」が猛威を振るっているとのことで、まだまだ気が抜けません。
去年はちょうどこの頃に香港へ渡っていたので、運が良かったんだなと今さらながら思います。
ただ、こういった機会にしかなかなか触れられないので、今回は香港の台風・気象情報についてまとめます。
香港の気象情報は、「香港天文台(Hong Kong Observatory)」という機関から発表されています。
で、香港では何が便利かというと、この天文台から公式アプリが提供されていることです。このアプリを使うと、今日の天気やこれからの天気はもちろん、台風、津波、地震情報までほとんどあらゆる気象情報を入手できます。
こんな感じです。
香港で使えるサービス・アプリはほとんど中国語繁体字、簡体字、英語の3つに対応しており、このアプリだと左が繁体字(広東語)、右が英語に設定したものです。
この最初の画面だけでも、気温、湿度、現在発令されている警報などが分かります。
また、このアプリはGPSで自動的に現在地の情報を表示し、受信してくれます。
(今私はセブにいるので、受信するのはデフォルト設定の香港になっています。)
その他、以下のような情報が得られます。
今日の天気の詳細や、週間天気ですね。
英語なのでいつも軽くしか読んでいませんが、かなり詳細です。
また、このアプリは通知もかなりしっかり受信してくれます。
常に天気と気温を表示してくれて、かつ最新情報を随時入手できます。
右側の画像は、「これから雨が降るよー」ってお知らせですね。
外れることもそこそこありますが、いつ雨が来るのか分かりにくい香港ではかなりありがたいです。
次に、今日の予報でも表示されているシグナルというものについて説明します。
このようなマークが、アプリに表示されます。
大体意味は分かると思うのですが、この中でも重要なのが
「Black Rainstrom Warning Signal」(黒い雨雲のマーク)と、
「No.8以上のシグナル」(数字の8~10)です。
なぜ重要かというと、これらのシグナルが発令されると学校が休みになるからです!
学校だけでなく、金融機関や会社、一部の公共交通機関も休みになることがあります。
ということで、今日は既にシグナル8なので、もし平日なら学校は休みになっていたわけですね。
そして前回の非常に強力な台風「HATO」の時のシグナルは10!
実に5年ぶりのシグナル10発令でした。
それだけ強力だったということなんですね。
今回は、かなり便利な香港の気象情報アプリとシグナルについてまとめてみました。
日本でもこういうアプリってあるんですかね?あれば教えてください。
こんな感じで、時々は香港のことも触れたいと思います。
それでは、また。