細かいところを同時に見る
昨日と今日は主に休息とお掃除をして過ごす予定でした。ずっと家にいることでなんとなく疲れてしまっている部分があるため休む一方で、通勤しない分長く過ごす環境をより良いものにしようという試みです。同じ建物にいる先生たちも一緒になって色々と普段はできない片付け、掃除をこなしました。
掃除は、細かいところに気を配ってちょこちょこ進める方が結果として効率良くなる、というのがわたしの持論です。まとまった時間を取って行うことは必要なのですが、思い切り綺麗にしようと思うと際限がなく、いくらでも時間を費やせてしまいます。例えば流し台と決めたなら、そこをピカピカにすることに集中し、他の場所はまた次回にする。そのくらいで良いと思っています。
掃除すべき場所は、汚れや埃を見つけたときに意識します。つまり、その時の視点はその一点に集中されているわけです。一方で、計画的に掃除を進めようと思うと少し離れたところから見て考えないといけません。シンクだけ掃除するなら良いのですが、床の水拭きもしようと思っているなら、先に水を使う部分を終わらせないと、せっかく綺麗にしたシンクをまた使ってしまいます。些細なことですが、一気に無駄を減らせるコツです。
細かいところに気を配りつつ、それでいて大きな局面の捉え方も誤らない。掃除から、仕事にも活かせそうなことです。この遠近の視点移動がうまくできるようになると、気付くことが増え、かつできることも増えていく。そんな気がします。
それでは、また。