さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

食堂の椅子が思い出せない

わたしは一応フィリピンのオフィスにデスクがあります。とは言っても、以前ずっといた頃に使わせてもらっていたところに新しく使う人がいないというだけのことです。前回から割と長期間フィリピンを離れていましたが、まだデスクは残っていました。しかし、椅子はなんとも貧相な簡易のものになってしまっていました。

どうやら、他の方の使っていた椅子が壊れたので誰もいなかった私のデスクから持っていったとのことです。それ自体は当然の判断だと思いますが、やはり座り心地が違うので気になってしまいます。一方で姿勢も良くなるのでその点はありがたいと思います。いずれにせよ、椅子に意識が割かれたことは疑う余地がありません。

そのように椅子について考えていると、ふと食堂の椅子はどんな椅子だったか気になり始めました。毎日3階は座っている椅子です。見ていないはずはありません。しかしどうにも思い出せないのです。結局、食堂まで直接見に行きました。

食堂の椅子は網状の表面をしたものだったのですが、実際に確認しても「ああ!」とはなりません。いかに自分の意識がその椅子に向かっていなかったのかがよく分かります。いつも席の空き状況や食事の内容にばかり気を取られていたようです。

色々なタイミングで、このような自分の意識については見つめ直せます。そのタイミングは、できれば多い方が良いのではないかと気づくたびに思います。そしてその度にネタにするのですが、それで良いのではないかと考えています。

それでは、また。