こだわりに先回り
何かをいくつか同時にやらないといけない時間が続くと、どこかでミスが出てきます。そのミスを防止するためにはどこに力を入れるかをしっかり意識できれば良いのですが、ヒントとなるのは関わっている相手の気にするポイントです。例えば相手がブログを書く人なら、必ず写真を撮っておくことが大事です。
今日は社長のプレゼンを準備する時間がありましたが、すでに分かっていたはずの気をつけるポイントを見落としていました。プロジェクターとパソコンを繋ぐケーブルを固定するのを忘れていたのです。プロジェクターが天井に固定されている部屋だったので、普通にケーブルを繋ぐとだらりと垂れ下がってきてしまいます。これがどうにも気に入らないということで、急遽テープを使って固定しました。
今回は完全に社長のこだわりを忘れていた私のミスなのですが、誰を相手にしたとしても同じようなことが言えます。その人が大切にしていること、気にしていることを蔑ろにしては、信頼は得られません。自分は気にならない、ではなくあの人は気にするから気をつけよう。という発想の転換が必要です。
相手の立場になって考えようとよく教わりました。それは、その人の価値観を職業や地位まで考慮して想像するということです。自分から見てではなく、その人から見て、あるいはその人が客観的にどのように見られたいかまで意識して初めて実践できます。
まだまだ想像力を鍛えていかないといけないみたいです。
それでは、また。