知り合いの本を読む
日本にいる時間があまりないのでめっきり減ってしまいましたが、できるだけ本屋さんには足を運びたいと思っています。正直なところ読む本はかなり溜まってしまっているので新しく仕入れるということはあまりないのですが、どんな本が出て売れているのかは知っておきたく思います。そしてそのようなことを続けていると、たまに知り合いの方が書いた本を見つけることがあります。
内容にもよりますが大抵の本には著者についての紹介があります。本人が過去について書いていることもあれば、著者紹介だけのこともあります。いずれにせよ、話したことはあっても知らなかったその人について知ることができます。
そして書いている内容は、まさにその人のある時点での考え方そのものです。声や話し方を知っているため、本人から語られているような気がします。一冊の本として世の中に出すということは、おそらくその内容はすでにその人の中で確立されたものでしょう。次にお会いした時にどんな話をすれば良いか。そのヒントがたくさんあるはずです。
本を出したら偉いとか、そんなことは特に思いません。特に今は色々な方法で考えを発信できます。ただ、一冊の本という形を完済させるのにはそれなりの手間がかかります。それを乗り越えて世の中に出たものは、やはり手にとってみたいという気持ちが強くなるように思います。
それでは、また。