暑くても熱くても

昨日から前乗りし、今日まで広島出張です。とても大切な用事とその後の打ち合わせはお昼には終わり、午後は割と自由な時間がありました。とは言っても仕事はあるのでカフェに入って作業を進めました。しかしせっかく広島に来ているので、お好み焼きを食べたくなります。仕事は少し早めに切り上げさせてもらい、有名なお好み焼き屋さんに足を運ぶことにしました。

私はお好み焼きが大好きです。中でも焼きそばの麺が入っているものには目がなく、その意味で広島のお好み焼きは大好物です。ただいつもはお持ち帰りにしてホテルの部屋で食べるのが好きです。それは涼しいところで好きなテレビや動画を見ながら食べられるからです。しかし今回訪れた「八昌」というお店は、お持ち帰りではなく入ってみたくなる雰囲気がありました。

そもそもお持ち帰りは、お店の方が焼いている姿を目の前で見ることができず、また鉄板の上で熱々のものを食べられません。本来の楽しさ・美味しさからは少しランクダウンしてしまっているはずです。その分時間を有効に使えたり、快適な環境を享受できたりするわけです。しかしそれではもったいない、むしろ暑い環境で熱い鉄板を目の前にしてはじめて一番美味しく食べられるのではないかと思わせるようなお店だったのです。

まあ正直なところ、味は私にとっては普通でした。美味しいのですが、行列に並んだり焼けるまで30分以上待ったりするほどではない印象です。しかしそれはきちんとお店で食べたからこそ言えること。味覚は主観なので、同じ条件で食べたことがあることしか語れません。人に何かを語れるレベルになるには、とにかく聞き手が納得する状況での経験が必要です。今回はその経験も含め、楽しく過ごせました。

それでは、また。