さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

依頼の仕方と出す成果

最近、色々と指示や依頼をすることが増えています。ほとんどは簡単なものなのですが、だからといって簡単にこなせるというわけでもありません。それは、こちらの意図をうまく伝えられないことがあるからです。

依頼というのは、自分ができないからするものです。これは時間や労力を考えたときに依頼をした方が効率が良いという場合と、十分なスキルがないからできないという二つのパターンがあります。前者の場合は、自分でもできるけれどお願いしたいということなので、内容を伝えるのはそこまで難しくありません。イメージがあれば、多少言葉足らずでも絵や図を使うなどの工夫ができます。

一方で、自分の中にイメージがない場合、すなわち自分にないスキルを持っている人に何かを依頼する場合が大変です。そもそも分からないからお願いしたいわけで、イメージと言われても描きにくいです。なんとか頭の中を形にしたのに、面倒な依頼だと言われてしまうこともあります。やはりどう伝えれば良いのか、依頼の作法のようなものを学べると良いのかもしれません。

しかし依頼を超えても、まだ苦労は続きます。依頼のイメージが固まり切っていないので、完成するものもまたどうしても何かが足りない場合が多くなります。これももちろん作ってくれた人が悪いというわけではないのですが、どうにも歯がゆく思ってしまいます。

ふわっとしたイメージや抽象的な感覚を、具体的な形に落とし込む力はかなり重宝されると思います。言われたことをやるのは当たり前として、相手が実はここまで求めているというその先のラインにも到達するにはどうしていくのが良いのか。考えてみたいと思います。

それでは、また。