猫のフンと格闘する

社宅は一軒家をシェアする形です。そのため、家事はある程度分担をしています。それぞれの生活リズムが違うので完全に分けてしまうことは難しいのですが、例えばゴミ捨ては朝早くから出勤する私が担当するなどの分け方が自然とできました。もう少し掃除をしっかりできると良いのですが、あまりお家を使わない私がとやかく言うよりも、残りのメンバーに任せれば良いかと考えています。

しかしながら、どうしても分けにくいことがいくつかあります。最近困っているのが、猫のフンの掃除についてです。玄関の横に少し花壇のようなスペースがあるのですが、そこがどうやら近所に住んでいるネコのお気に入りらしく、たくさんのフンがされてしまいます。ちょこちょこと取り除くようにし、ネコが寄り付かなくなるという忌避剤も撒いてみたものの、なかなか改善されません。しばらくはフンを除去しながら方法を考えるしかないかと思っていますが、なんとかうまい解決策を見つけたいものです。

ネコがほとんど毎日のようにそこに訪れ排泄をするということは、ネコたちにとってそのスペースは快適な場所だということです。では何が影響して快適だと思われているのか。そこに何かしらのヒントがあるように思います。忌避剤を撒いてもあまり効果が無かったということは、（忌避剤の効果がそもそも無かったということもありそうですが）多少不快に感じるような何かがあってもまだまだその場所の優位性は揺らがないということです。ネコはよく見かけますが、こう考えると知らないことばかりだと感じます。

かつて同じようにネコのフンとその対策に頭を悩ませた時期がありました。その時も結局その場しのぎのことしかできずベストな答えは出せていません。ただ、何かが起きていてそれに対して対策を考える。その結果最後には納得のいくやり方が見つかるというのは、少し苦労するとしてもやりがいがあります。ネコのフンという小さなことから始まり、もっと大きなことにもこういった考え方ができるようになれば生活も楽しくなるような気がします。

それでは、また。